屋内と庭をリフォーム、近所の茂みなどを捜索する。いつも猫を可愛がってくれている仲間も来てくれて、ほぼ徹夜の猫さがしが始まった。
ネット検索をしてくれた人が居て、最寄りの交番と生活指導センターに連絡する必要があるなど細かい対処方法を教わった。

朝には「たずね猫」のチラシが出来上がった。コンビニでコピーを取り、手分けしてスーパーや近所に持参、挨拶をして回った。交代で仮眠を取りながら、散策の方も続行した。

少々必死すぎる感もあったが、それにはそれなりの理由があった。

その猫には、視覚と嗅覚が無かったのだ。

目が、ほとんど見えない。鼻も先天的な病気で、ものを嗅ぎ分けることができなかった。